水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年7月2週 (7月7日～7月13日） 前年同期 (7月8日～7月14日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 963 513 206 244
　前　　　 週 　　　比 （％） 83 99 60 82
　前　年　同　期　比 （％） 90 91 100 81


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 36.2 77 ↓ 99 ↓ 各地 生 19,980 6,802 1,944 160 131 -
海外 生 12,960 8,775 3,564 138 110 -
メバチ 49.0 107 ↑ 93 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,050 626 98 69 -
アジ 22.2 62 ↓ 39 ↓ 佐賀 中 1,728 1,220 756 131 226 180-200g/尾
新潟 中小 432 342 238 75 79 80-90g/尾
サバ 26.3 119 ↑ 134 ↑ 富山 － 648 400 324 106 109 7-10入/5kg
イワシ 20.6 169 ↑ 69 ↓ 青森ほか － 1,458 389 324 98 116 100-110g/尾
スルメイカ 5.5 93 ↓ 23 ↓ 福井 － 2,160 1,901 972 119 244 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.3 121 ↑ 96 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.3 100 100 各地 解凍 - 1,296 - 100 - -
カレイ 8.6 70 ↓ 70 ↓ 北海道 マ 756 605 432 112 151 -
青森ほか マコ 1,080 - 324 - - -
北海道 アカ 864 689 432 98 111 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 - 432 - - -
ハマチ 11.0 116 ↑ 167 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,512 1,350 1,188 100 86 5-6kg/尾
塩サケ 18.7 93 ↓ 112 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 - -
タラ類 3.1 84 ↓ 52 ↓ 岩手ほか 生 - - - - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,512 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 42.1 105 ↑ 131 ↑ 宮城 － 2,700 637 270 105 97 2-4kg/尾
キンメダイ 7.9 91 ↓ 96 ↓ 静岡ほか － 4,860 1,858 1,080 108 99 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　７日（金）、週末の取引、買い気はおおむね順調。スルメが１割続伸、アジが堅調、カツオは強保合、メジは１－３割、ブリは１－２割ともに下落、サバは小甘い、イワシは保合。相場全体では小動き。８日（土）、休市前の取引、買い気はまずまず。アジが２－３割上伸、メジは小反発、イワシはしっかり、カツオは強保合、ブリは弱保合、サバとスルメはともに保合った。相場全体では堅調。１０日（月）、休市明けの取引、買い気はまずまず。カツオが２－４割、ブリは２－３割ともに上伸、スルメは小高い、アジは１－２割反落、サバとイワシはともに保合。相場全体では続堅調。１１日（火）、休市前の取引、買い気はまずまず。アジが２割反発、スルメは１割続伸、イワシとメジはともに堅調、カツオはしっかり、ブリは軟調、サバは小甘い。相場全体では小高い。１３日（木）、休市明けの取引、おおむね順調な荷動き。アジとスルメが続堅調、サバが小反発、イワシは強保合、カツオは小幅下落、ブリが続軟調、メジは小反落。相場全体ではまちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が佐賀、中小型が新潟主体に入荷。数量は前週に比べ３８％減少し、価格は中型が３割強高、中小型が２．５割安。サバは富山主体に入荷。数量は前週に比べ１９％増加し、価格は０．５割強高。イワシは青森と長崎主体に入荷。数量は前週に比べ６９％増加し、価格はわずかに下落。スルメイカは福井主体に入荷。数量は前週に比べ７％減少し、価格は２割弱高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ５％増加し、価格は０．５割高。