水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年8月1週 (8月4日～8月10日） 前年同期 (8月5日～8月11日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 963 486 233 244
　前　　　 週 　　　比 （％） 96 100 82 101
　前　年　同　期　比 （％） 101 104 118 85


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.6 113 ↑ 105 ↑ 各地 生 27,000 6,902 2,160 111 157 -
海外 生 8,640 5,556 2,484 84 80 -
メバチ 50.5 107 ↑ 133 ↑ 各地* 冷凍 2,916 1,050 702 100 80 -
アジ 34.1 83 ↓ 110 ↑ 長崎ほか 中 1,944 950 270 126 96 180-200g/尾
宮城 中小 864 562 432 66 77 100-110g/尾
サバ 25.8 125 ↑ 102 ↑ 宮城 － 972 410 324 108 122 7-10入/5kg
イワシ 24.3 117 ↑ 276 ↑ 千葉 － 864 410 324 103 67 100-110g/尾
スルメイカ 6.7 93 ↓ 32 ↓ 石川ほか － 2,160 1,598 1,080 129 185 20-50入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.0 125 ↑ 54 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.1 157 ↑ 20 ↓ 各地 解凍 - 1,296 - 100 - -
カレイ 4.4 51 ↓ 68 ↓ 北海道 マ 648 605 540 117 97 -
青森ほか マコ 1,620 - 324 - - -
北海道 アカ 1,188 990 1,080 122 117 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 11.3 130 ↑ 179 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,296 1,242 1,188 95 79 5-6kg/尾
塩サケ 19.9 133 ↑ 145 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 - -
タラ類 2.1 66 ↓ 47 ↓ 岩手ほか 生 - - - - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,404 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 51.5 119 ↑ 203 ↑ 宮城 － 2,160 454 270 105 60 2-2.5kg/尾
キンメダイ 4.7 42 ↓ 52 ↓ 東京ほか － 6,264 2,009 1,404 113 93 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　４日（金）、週末の取引、買い気はいまひとつ。アジとスルメがともに１－２割続伸、イワシは１－２割反発、メジは堅調、ブリは強保合、カツオは軟調、サバは弱保合。相場全体では小幅続伸。５日（土）、休市前の取引、荷動きはまずまず。相場はブリが１割上伸、スルメは堅調、サバはしっかり、カツオは１－２割下落、アジは弱保合、イワシは小動き、メジはまちまち。相場全体では小動き。７日（月）、休市明けの取引、買い気はやや上向いた。サバが１－２割上伸、メジはしっかり、カツオは強保合、スルメは１割下落、アジは弱保合、イワシとブリはともに保合。相場全体では強もちあい。８日（火）、休市前の取引、買い気は振るわなかった。カツオが２－５割上伸、アジは堅調、スルメは軟調、ブリは小甘い、サバは弱保合、メジは小動き、イワシは保合った。相場全体ではまちまち。１０日（木）、休市明けの取引、荷動きはおおむね良好。アジとスルメがともに堅調、イワシが小幅上伸、サバは幾分値を下げ、ブリは安値が継続、カツオは保合った。場全体では強もちあい。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎と石川、中小型が宮城主体に入荷。数量は前週に比べ１７％減少し、価格は中型が２．５割強高、中小型が３．５割弱安。サバは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ２５％増加し、価格は１割弱高。イワシは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ１７％増加し、価格はわずかに上昇。スルメイカは石川と青森主体に入荷。数量は前週に比べ７％減少し、価格は３割弱高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ１９％増加し、価格は０．５割高。