水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年8月2週 (8月11日～8月17日） 前年同期 (8月12日～8月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 801 387 188 226
　前　　　 週 　　　比 （％） 83 80 81 93
　前　年　同　期　比 （％） 78 81 86 68


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.0 98 ↓ 88 ↓ 各地 生 21,600 10,175 3,780 147 160 -
海外 生 10,584 6,024 4,320 108 89 -
メバチ 40.0 79 ↓ 110 ↑ 各地* 冷凍 3,780 1,055 702 100 79 -
アジ 7.3 21 ↓ 27 ↓ 石川 中 3,240 1,755 1,080 185 141 160-180g/尾
宮城 中小 - 540 - 96 50 100-110g/尾
サバ 9.6 37 ↓ 46 ↓ 宮城 － 2,160 594 432 145 147 6-10入/5kg
イワシ 1.5 6 ↓ 71 ↓ 宮城ほか － 972 675 324 165 156 100-110g/尾
スルメイカ 2.7 40 ↓ 17 ↓ 石川 － 3,024 2,160 1,404 135 213 20-50入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.4 70 ↓ 39 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 3.3 300 ↑ 89 ↓ 各地 解凍 - 1,296 - 100 - -
カレイ 3.4 77 ↓ 72 ↓ 北海道 マ 756 743 648 123 138 -
青森ほか マコ 1,620 1,296 540 - - -
北海道 アカ - 1,242 - 125 144 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 1,296 594 540 - - -
ハマチ 17.5 155 ↑ 172 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,296 1,242 1,188 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 20.9 105 ↑ 89 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 - -
タラ類 3.1 148 ↑ 61 ↓ 岩手ほか 生 - - - - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,512 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 32.1 62 ↓ 170 ↑ 宮城 － 2,160 797 432 176 66 2-2.5kg/尾
キンメダイ 1.5 32 ↓ 27 ↓ 東京ほか － 3,780 2,606 2,160 130 105 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１４日（月）、１５日（火）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２０％の減少。
　１１日（金）、週末の取引、荷動きはまずまず。アジとカツオがともに１－３割上伸、ブリは１－２割上伸、サバとイワシはともに保合、スルメは小安い。相場全体では小高い。１２日（土）、３連休前の取引、買い気はいまひとつ。カツオが１－３割続伸、スルメは１割反発、ブリとメジはともに堅調、イワシはしっかり、サバは強保合、アジは弱保合。相場全体では堅調。１６日（水）、３連休明の取引、買い気は弱め。イワシが倍値以上に上伸、サバは上伸、スルメは４割続伸、ブリは続堅調、メジは２－３割下落、アジは小幅下落、カツオは軟調。相場全体では続堅調。１７日（木）、入荷はさらに減ったが、買い気はいまひとつ。アジが倍値以上に急反発、サバは堅調、カツオはしっかり、イワシとメジはともに保合、ブリは２割下落。相場全体ではしっかり。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が石川、中小型が宮城主体に入荷。数量は前週に比べ７９％減少し、価格は中型が約１．９倍、中小型が０．５割弱安。サバは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ６３％減少し、価格は４．５割高。イワシは宮城と石川主体に入荷。数量は前週に比べ９４％減少し、価格は約１.7倍。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ６０％減少し、価格は３．５割高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ３８％減少し、価格は約１．８倍に上昇した。