水産物の週間市況について

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2023年12月2週 (12月8日～12月14日） 前年同期 (12月9日～12月15日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,137 594 244 299
　前　　　 週 　　　比 （％） 94 104 76 92
　前　年　同　期　比 （％） 102 109 91 99


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 41.0 85 ↓ 89 ↓ 各地 生 21,600 5,644 3,024 104 85 -
海外 生 - 4,320 - 81 87 -
メバチ 53.8 104 ↑ 92 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,053 680 103 76 -
アジ 50.1 130 ↑ 100 長崎 中 1,404 540 324 62 100 160-200g/尾
島根 中小 540 486 432 129 103 100-110g/尾
サバ 27.1 104 ↑ 104 ↑ 北海道ほか － 864 432 324 93 77 7-10入/5kg
イワシ 15.1 135 ↑ 191 ↑ 北海道 － 1,620 518 324 87 94 100-110g/尾
スルメイカ 3.9 57 ↓ 57 ↓ 石川 － 1,836 1,603 1,080 99 125 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.9 171 ↑ 112 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 2.4 34 ↓ 89 ↓ 岩手 生 2,700 972 648 98 100 110-130g/尾
各地 解凍 - 1,296 - 100 - -
カレイ 15.5 104 ↑ 89 ↓ 北海道 マ 756 659 432 100 125 -
青森ほか マコ 1,080 810 540 107 136 -
北海道 アカ 972 778 540 99 118 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 529 324 65 134 -
ハマチ 24.1 100 119 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,188 1,134 1,080 100 72 5-6kg/尾
塩サケ 25.6 92 ↓ 112 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 90 -
タラ類 34.2 94 ↓ 97 ↓ 岩手ほか 生 1,404 - 270 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,512 - 1,458 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 2.8 61 ↓ 104 ↑ 鹿児島ほか － 3,456 1,382 864 114 79 3-5kg/尾
キンメダイ 6.4 93 ↓ 88 ↓ 東京ほか － 4,320 2,052 1,080 98 91 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 14.8 97 ↓ 108 ↑ 三陸 － 4,860 2,964 1,404 109 105 -
各地 － 2,700 - 972 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ４％の増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、８日（金）、週末の取引、全般に買い一服ムードが強まり、荷動きは停滞気味だった。アジとカツオがともに弱保合、サンマが小幅下落、イワシとブリもともに小安く、サバとスルメはともに伸び悩んだ。相場全体では弱保合。９日（土）、休市前の取引、買い気はまずまず。スルメが１－２割上伸、イワシは強保合、アジとサバはともに保合、ブリは小動き、メジは小安く、カツオは小甘い相場形成となった。相場全体では強保合。１１日（月）、週明けの取引、買い気は順調。カツオが小安く、ブリとメジはともに軟調、イワシとスルメはともに堅調、アジとサバはともに保合にとどまった。相場全体では小動き。１２日（火）、休市前の取引、雨市で買い気は低調。イワシが２－４割上伸、ブリは堅調、アジは強保合、メジは続軟調、サバは弱保合、カツオはまちまち、スルメは保合った。相場全体では強保合。１４日（木）、休市明けの取引、好天で買い気は上向き、荷動きはおおむね良好だった。ブリとスルメがともに堅調、カツオが小幅上伸、アジも底堅く、メジは小反発、イワシは高値反動から小反落、サバは保合った。相場全体では小高い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根主体に入荷。数量は前週に比べ３０％増加し、価格は中型が４割弱安、中小型が３割弱高。サバは北海道と宮城主体に入荷。数量は前週に比べ４％増加し、価格は０．５割強安。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ３５％増加し、価格は１．５割弱安。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ４３％減少し、価格はほぼ変わらず。カツオは鹿児島と愛媛主体に入荷。数量は前週に比べ３９％減少し、価格は１．５割弱高。サンマは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ６６％減少し、生の価格はわずかに下落。ムキカキの数量はわずかに減少し、三陸産の価格は１割弱高。