水産物の週間市況について

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2023年12月3週 (12月15日～12月21日） 前年同期 (12月16日～12月22日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,165 530 326 309
　前　　　 週 　　　比 （％） 102 89 134 103
　前　年　同　期　比 （％） 97 97 114 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 45.8 112 ↑ 132 ↑ 各地 生 16,200 7,083 2,700 125 97 -
海外 生 - - - - - -
メバチ 69.4 129 ↑ 95 ↓ 各地* 冷凍 3,780 1,097 680 104 81 -
アジ 31.6 63 ↓ 67 ↓ 千葉ほか 中 1,944 724 432 134 140 160-200g/尾
千葉ほか 中小 540 473 324 97 114 100-110g/尾
サバ 22.2 82 ↓ 80 ↓ 宮城ほか － 1,080 486 324 113 98 7-10入/5kg
イワシ 8.4 56 ↓ 81 ↓ 北海道 － 1,620 605 324 117 93 100-110g/尾
スルメイカ 4.1 105 ↑ 121 ↑ 石川ほか － 2,052 1,551 1,296 97 97 15-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 72 ↓ 70 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 2.8 117 ↑ 108 ↑ 各地 解凍 2,700 1,296 864 100 - -
カレイ 13.1 85 ↓ 132 ↑ 北海道 マ 756 674 432 102 113 -
宮城ほか マコ 972 756 540 93 88 -
北海道 アカ 1,080 743 540 96 104 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 620 378 117 135 -
ハマチ 32.2 134 ↑ 138 ↑ 青森ほか 野〆 1,188 1,134 1,080 100 72 5-6kg/尾
塩サケ 21.7 85 ↓ 111 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 90 -
タラ類 28.2 82 ↓ 88 ↓ 岩手ほか 生 1,404 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,512 - 1,458 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 2.3 82 ↓ 128 ↑ 鹿児島ほか － 4,320 1,966 864 142 103 3-5kg/尾
キンメダイ 9.7 152 ↑ 141 ↑ 東京ほか － 4,320 1,944 1,404 95 87 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.3 103 ↑ 108 ↑ 三陸 － 5,400 3,346 1,620 113 127 -
各地 － 2,700 - 972 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１１％の減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、１５日（金）、週末の取引、前日反動による買い一服感や雨市で買い気は後退し、全般にさえない値動きとなった。アジが弱保合、ブリとカツオはともに小反落、サバやイワシ、スルメはいずれも伸びを欠いた。相場全体では弱保合。１６日（土）、休市前の取引、天候の回復で買い気良く、おおむね順調な荷動きとなった。アジとサバがともに値上がりし、カツオが小反発、スルメが堅調、ブリとイワシはともに底堅かった。相場全体では小高い。１８日（月）、週明けの取引、買い気はいまひとつ。アジとスルメがともに小高く、イワシは北海道産が引き締まったが、ブリとサバがともに増加安、カツオはこの時期ならではの日本海産に高値が付いた。相場全体ではまちまち。１９日（火）、休市前の取引、買い気は幾分上向いた。サバが２割反発し、アジは１－２割続伸、メジは小高く、イワシはしっかり、カツオは強保合、スルメは軟調、ブリは保合った。相場全体ではしっかり。２１日（木）、休市明けの取引、買い気はまずまず。サバが２－３割、アジは２割ともに反落し、イワシは２割、ブリは１割それぞれ下落、メジとスルメは堅調、カツオは小動き。相場全体では下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が千葉と長崎、中小型が千葉と静岡主体に入荷。数量は前週に比べ３７％減少し、価格は中型が３．５割弱高、中小型がわずかに下落。サバは宮城と北海道主体に入荷。数量は前週に比べ１８％減少し、価格は１．５割弱高。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ４４％減少し、価格は１．５割強高。スルメイカは石川と三重主体に入荷。数量は前週に比べ５％増加し、価格はわずかに下落。カツオは鹿児島と富山主体に入荷。数量は前週に比べ１８％減少し、価格は４割強高。ムキカキの数量はわずかに増加し、三陸産の価格は１．５割弱高。