水産物の週間市況について

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2024年1月4週 (1月26日～2月1日） 前年同期 (1月27日～2月2日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,048 506 280 262
　前　　　 週 　　　比 （％） 109 98 134 110
　前　年　同　期　比 （％） 100 102 116 84


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.4 126 ↑ 119 ↑ 各地 生 15,120 6,143 3,024 91 113 -
海外 生 7,344 4,467 2,808 100 - -
メバチ 39.8 98 ↓ 116 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,111 756 99 88 -
アジ 27.9 118 ↑ 69 ↓ 長崎ほか 中 2,160 1,296 432 124 207 160-200g/尾
京都ほか 中小 1,188 810 432 - 136 100-120g/尾
サバ 25.2 88 ↓ 123 ↑ 長崎ほか － 972 497 216 115 94 7-10入/5kg
イワシ 35.3 128 ↑ 140 ↑ 岩手 － 1,080 400 270 88 103 100-110g/尾
スルメイカ 4.8 123 ↑ 81 ↓ 富山 － 1,620 1,339 950 100 99 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.3 108 ↑ 72 ↓ 各地 － 1,620 - 810 - - -
サンマ 1.3 130 ↑ 81 ↓ 各地 解凍 1,620 - 864 - - -
カレイ 9.9 64 ↓ 100 北海道 マ 864 821 648 98 121 -
青森ほか マコ 1,404 918 648 111 182 -
北海道 アカ 1,080 900 648 95 119 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 729 432 110 208 -
ハマチ 41.9 142 ↑ 186 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 66 5-6kg/尾
塩サケ 15.8 91 ↓ 83 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 972 918 864 100 81 -
タラ類 27.6 84 ↓ 94 ↓ 岩手ほか 生 1,080 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,566 - 1,512 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 3.0 88 ↓ 231 ↑ 和歌山ほか － 3,240 1,760 1,080 133 85 3-5kg/尾
キンメダイ 5.6 151 ↑ 89 ↓ 東京ほか － 5,184 2,419 1,404 104 112 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.5 101 ↑ 112 ↑ 三陸 － 4,860 2,632 1,080 95 90 -
各地 － 2,160 - 1,080 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は３１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２６日（金）、週末の取引、入荷が少なく、荷動きは順調。カツオが３－４割上伸、アジは２－３割、サバは１－２割ともに上伸、スルメは小高く、イワシは強保合、ブリは小動き。相場全体では上伸。２７日（土）、休市前の取引、買い気はいまひとつ。スルメが小幅続伸、サバは堅調、カツオはしっかり、イワシとメジはともに軟調、ブリは小動き、アジは高値圏で保合った。相場全体ではまちまち。２９日（月）、週明けの取引、入荷増で買い気は振るわなかった。アジが高値反動でおおむね半値に急落、カツオは２割下落、イワシとブリはともに１－２割下落、サバは小安い、メジは堅調。相場全体では下落。３０日（火）、休市前の取引、買い気は振るわなかった。アジが１－２割続落、カツオは軟調、スルメは小甘く、イワシは弱保合、ブリは堅調、メジはしっかり、サバは保合。相場全体では小甘い。１日（木）、休市明けの取引、月替わりとなったため、荷動きはまずまず。アジが１－３割続落、メジは１－３割、イワシは１－２割ともに下落、スルメとブリはともに軟調、カツオは小甘く、サバは保合にとどまった。相場全体では下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎と鳥取、中小型が京都と新潟主体に入荷。数量は前週に比べ１８％増加し、価格は中型が２．５割弱高。サバは長崎と鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ１２％減少し、価格は１．５割高。イワシは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ２８％増加し、価格は１割強安。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ２３％増加し、価格はほぼ変わらず。カツオは和歌山と愛媛主体に入荷。数量は前週に比べ１２％減少し、価格は３．５割弱高。ムキカキの数量はほぼ変わらず、三陸産の価格は０．５割安。