水産物の週間市況について

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2024年2月1週 (2月2日～2月8日） 前年同期 (2月3日～2月9日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 949 495 207 248
　前　　　 週 　　　比 （％） 91 98 74 95
　前　年　同　期　比 （％） 108 107 125 100


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 30.7 89 ↓ 111 ↑ 各地 生 13,500 6,486 2,160 106 140 -
海外 生 7,344 5,184 3,024 116 120 -
メバチ 36.3 91 ↓ 92 ↓ 各地* 冷凍 3,024 1,138 778 102 90 -
アジ 29.1 104 ↑ 107 ↑ 長崎 中 1,620 637 432 49 97 180-200g/尾
神奈川 中小 - 1,080 - 133 200 100-120g/尾
サバ 22.7 90 ↓ 92 ↓ 長崎ほか － 864 378 216 76 82 7-10入/5kg
イワシ 34.0 96 ↓ 119 ↑ 岩手 － 864 335 216 84 94 100-110g/尾
スルメイカ 3.4 71 ↓ 63 ↓ 富山 － 1,469 1,145 929 86 86 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.4 108 ↑ 82 ↓ 各地 － 1,944 - 1,080 - - -
サンマ 0.7 54 ↓ 47 ↓ 各地 解凍 1,620 - 864 - - -
カレイ 13.9 140 ↑ 138 ↑ 北海道 マ 756 713 648 87 132 -
青森ほか マコ 864 675 432 74 156 -
北海道 アカ 864 716 540 80 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 551 324 76 176 -
ハマチ 30.1 72 ↓ 197 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 66 5-6kg/尾
塩サケ 19.3 122 ↑ 109 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 972 918 864 100 81 -
タラ類 30.6 111 ↑ 121 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,566 - 1,512 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.5 50 ↓ 75 ↓ 愛媛ほか － 3,240 1,971 1,080 112 98 3-5kg/尾
キンメダイ 8.1 145 ↑ 72 ↓ 千葉ほか － 3,240 2,030 1,296 84 94 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 14.5 94 ↓ 129 ↑ 三陸 － 4,536 2,666 1,188 101 132 -
各地 － 2,160 - 1,188 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２日（金）、週末の取引、入荷増で買い気は弱め。ブリが続軟調、アジは軟調、イワシは弱保合、カツオが小高く、メジは堅調、サバとスルメは保合にとどまった。相場全体では軟調。３日（土）、休市前の取引、買い一服や前荷づかえで買い気は上向かず。サバが小幅下落、ブリも小安く、スルメは弱保合、アジは横ばい、イワシは安値圏での小動きにとどまった、カツオは品薄により小幅続伸。相場全体では小安い。５日（月）、週明けの取引、買い気は順調。イワシが２割上伸、スルメは堅調、ブリはしっかり、カツオは小幅ながら続落、アジは弱保合、サバは小動き、メジは保合った。相場全体では小動き。６日（火）、休市前の取引、悪天候により買い気は弱かった。イワシが１割反落、ブリは軟調、サバは弱保合、スルメとメジはともに保合、アジは２－３割上伸。相場全体では弱保合。８日（木）、休市明けの取引、買い気は順調。カツオが２－４割上伸、アジは２－３割続伸、スルメは堅調、サバとイワシはともに軟調、メジは小甘く、ブリは弱保合。相場全体では下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が神奈川主体に入荷。数量は前週に比べ４％増加し、価格は中型が５割強安、中小型が３割強高。サバは長崎と鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ１０％減少し、価格は２．５割弱安。イワシは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ４％減少し、価格は１．５割強安。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ２９％減少し、価格は１．５割弱安。カツオは愛媛と和歌山主体に入荷。数量は前週に比べ５０％減少し、価格は１．５割弱高。ムキカキの数量は６％減少し、三陸産の価格はほぼ変わらず。