青  果  物  の  週  間  市  況

2004 年 11 月  第 1 週        ( 10月29日〜 11月 4日 )

東京都中央卸売市場
事業部業務課(5320)5758
入荷量は全市場、相場は築地市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 413 99 77 せり   千葉 10 2,205 - - - -
相対   千葉 10 2,205 1,953 1,575 89 620
かぶ 65 112 70 相対   千葉 1 294 210 84 91 244
にんじん 305 86 89 相対   千葉 10 - - - - -
ごぼう 70 92 148 相対   青森 10 1,575 1,197 735 95 -
れんこん 35 - 102 相対   茨城 4 1,785 1,435 525 - 137
キャベツ 499 92 77 せり   千葉 10 3,675 - - - -
相対   千葉 10 3,675 2,814 2,100 - 511
レタス 171 98 57 せり   茨城 10 7,350 - - - -
相対   茨城 10 7,350 5,040 3,150 71 640
はくさい 479 100 91 せり   茨城 15 3,885 - - - -
相対   茨城 15 3,885 2,415 1,365 - 541
こまつな 23 105 62 せり   埼玉 0.4 399 288 105 87 351
相対   埼玉 0.4 399 288 105 95 351
ほうれんそう 41 89 38 せり   群馬 0.2 210 - - - -
相対   群馬 0.2 294 168 - 92 337
ねぎ 241 97 99 相対   埼玉 5 2,100 1,505 630 - 143
しゅんぎく 16 - 57 相対   群馬 0.2 210 165 126 - -
ブロッコリー 120 - 57 相対   埼玉 4 1,890 1,208 735 - 230
きゅうり 199 99 66 せり   埼玉 5 - - - - -
相対   埼玉 5 3,150 1,932 735 81 279
かぼちゃ 163 110 99 相対   トンガ 10 2,100 1,785 1,365 - 235
なす 104 90 60 せり   高知 5 2,625 - - - -
相対   高知 5 2,625 - 2,415 - -
トマト 196 93 63 相対   千葉 4 3,150 1,764 735 77 -
ピーマン 67 107 79 せり   茨城 0.15 126 - - - -
相対   茨城 0.15 126 95 63 68 249
じゃがいも 356 102 114 相対   北海道 10 1,575 - 1,050 - -
さつまいも 146 89 109 相対   千葉 5 1,365 1,050 - 100 83
さといも 91 89 128 相対   埼玉 10 4,725 4,069 3,675 - 194
たまねぎ 493 96 124 相対   北海道 20 2,415 - 2,100 - -
なましいたけ 60 107 118 せり   岩手 0.1 - - - - -
相対   岩手 0.1 - - - - -
相対   中国 5 1,890 - 1,050 - -
総入荷量 5,158 98 86  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,158トンで、前週比は2%減、前年比は14%減となりました。
 市況は、価格が最高値から徐々に下がっているとはいえ、野菜の高値状況が続き、量販店の売場ではカット売りの野菜が目立っていますが、売れ行きは不振となっています。また大型野菜では加工業者を中心に国内産の不足分を輸入野菜で補っています。葉茎菜類や果菜類は、主産地の関東地方が長雨のため収穫しにくい状態が続きました。また西南暖地の果菜類は、台風の被害により入荷量は減少しており、入荷量の減少傾向は続きそうです。しかし、多雨の後晴天が続けば入荷量も回復し、価格が下がっていくことが予測されます。
 品目別に見ると、「だいこん」は北海道がほぼ終了。千葉・茨城県中心の入荷となっています。相場は強保合となっています。「にんじん」は千葉・埼玉県中心の入荷。入荷減となりましたが、物は畑に豊富にあるため今後は安定した入荷が見込まれます。葉茎菜類は主に関東地方が主産地になっています。長雨により水捌けが悪く、畑に入れないため入荷量が減少しました。また根腐れ等で正品率が低下しています。相場は強保合となっています。「ブロッコリー」は前年が豊作で前進出荷だったため、前年比で入荷量は減少し価格は上昇しています。「なす」は高知県と九州中心の入荷となっていきますが、産地が台風の被害を大きく受けたため、入荷量は減少しています。「トマト」も熊本県の出荷が遅れているため入荷量が減少しています。