　２００５年　６　月　第　５　週

青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

　２００５年　６　月　第　５　週　　　　　　　　（　６月２４日　～　６月３０日　）

東京都中央卸売市場

大田市場業務課（３７９０）６５２５～６

入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜

品目	一日平均入荷量	前週比	前年同期比	取引	品種	産地	単位 Kg	価格			前週比	前年同期比
品目	一日平均入荷量	前週比	前年同期比	取引	品種	産地	単位 Kg	高値	中値	安値	前週比	前年同期比
だいこん	337	99	103	せり		青森	10	1,260	-	-	-	-
だいこん	337	99	103	相対		青森	10	1,260	805	420	101	79
かぶ	70	93	97	相対		千葉	1	126	67	42	106	87
にんじん	272	94	93	せり		千葉	10	1,575	-	-	-	-
にんじん	272	94	93	相対		千葉	10	1,575	910	210	91	81
キャベツ	488	86	96	せり		千葉	10	735	-	-	-	-
キャベツ	488	86	96	相対		千葉	10	735	525	315	114	56
レタス	282	108	99	せり		長野	10	1,575	-	-	-	-
レタス	282	108	99	相対		長野	10	1,575	798	263	93	81
はくさい	229	105	92	せり		長野	15	1,260	-	-	-	-
はくさい	229	105	92	相対		長野	15	1,260	798	315	97	79
こまつな	33	107	90	せり		埼玉	0.5	189	-	-	-	-
こまつな	33	107	90	相対		埼玉	0.5	189	79	21	83	114
ほうれんそう	57	92	103	せり		岩手	0.17	147	-	-	-	-
ほうれんそう	57	92	103	相対		岩手	0.17	147	102	74	127	91
ねぎ	169	100	102	せり		茨城	5	2,310	-	-	-	-
ねぎ	169	100	102	相対		茨城	5	2,310	1,400	525	106	114
アスパラガス	31	86	115	相対		北海道	0.15	315	149	53	108	88
きゅうり	316	110	116	せり		埼玉	5	1,575	-	-	-	-
きゅうり	316	110	116	相対		埼玉	5	1,575	665	158	72	109
かぼちゃ	124	86	105	相対		鹿児島	10	2,100	1,768	735	95	-
なす	234	96	94	せり		高知	5	1,365	-	-	-	-
（ながなす含む）	-	-	-	相対		高知	5	1,365	1,134	735	93	96
トマト	398	106	116	せり		栃木	4	1,365	-	-	-	-
トマト	398	106	116	相対		栃木	4	1,365	595	210	86	79
ピーマン	101	79	82	せり		茨城	0.15	42	-	-	-	-
ピーマン	101	79	82	相対		茨城	0.15	42	31	11	87	102
とうもろこし	182	101	114	せり		千葉	5	1,365	-	-	-	-
とうもろこし	182	101	114	相対		千葉	5	1,365	893	420	76	113
いんげん	24	107	113	相対		千葉	2	2,100	1,348	525	77	111
さやえんどう	16	75	142	相対		福島	2	1,575	1,015	263	101	91
そらまめ	34	69	111	せり		宮城	4	1,785	-	-	-	-
そらまめ	34	69	111	相対		宮城	4	1,785	1,113	-	79	133
えだまめ	41	118	76	せり		千葉	0.3	368	-	-	-	-
えだまめ	41	118	76	相対		千葉	0.3	368	264	210	101	117
じゃがいも	256	78	103	相対		長崎	10	1,785	1,348	1,050	99	135
たまねぎ	412	105	116	相対		佐賀	20	2,100	1,733	315	106	90
うめ	70	47	249	相対		和歌山	10	6,300	4,638	1,575	74	126
総入荷量	5,157	95	103

概況

概　況（開市日数　　今週６日・前週５日・前年６日）
　今週の１日の平均入荷量は、５，１５７トンで、前週比は５％減、前年同期比は３％増となりました。
　２０日（月）の週から価格がやや上げに転じましたが、その後のカラ梅雨で週後半より再び入荷が多くなり、価格は元の低迷状態に戻ってしまいました。ようやく２９日（水）・３０日（木）に降雨がありましたが、関東平野部の露地野菜は依然切り上がることはなく、高原物と競合して安値が続いています。６月中旬の「キャベツ」、下旬になって「レタス」の産地廃棄が行われましたが、価格が上昇するためへの効果は薄く、総じて７月も価格低迷が続くものと予想されます。今後の梅雨終盤の天候予想は難しいですが、関東が豪雨となれば産地の切り替わりが早まり価格の反転も早まるものと思われ、猛暑となると価格低迷が７月上旬いっぱいまで続くものと予想されます。
　品目別に見ると、「だいこん」は干ばつでやや『小ぶり』の青森県産中心で、北海道産の遅れから若干高めの推移が見込まれます。「にんじん」は千葉県産中心に東北産も始まります。価格は当面平年を下回りますが、品質の良い北海道産が始まると除々に上げに転じてくるものと思われます。「キャベツ」は茨城県産多く安値が続いています。「ねぎ」は夏ねぎのピークで、量的にも多くやや安値が見込まれます。「ほうれんそう」は品質良く価格は上昇気味。「レタス」は生育順調で当面安値続き。「ピーマン」は主力産地が東北へ移ります。「じゃがいも」は品質良い。