青  果  物  の  週  間  市  況

 2006 年  1 月 第 1 週        (1月6日〜1月12日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 537 103 92 せり   神奈川 10 1,575 - - - -
相対   神奈川 10 1,575 1,239 263 - 184
かぶ 51 64 66 相対   千葉 1 263 203 53 197 181
にんじん 284 83 90 せり   千葉 10 2,415 - - - -
相対   千葉 10 2,415 1,470 525 140 97
ごぼう 36 49 102 せり   青森 10 - - - - -
相対   青森 10 2,625 - 1,050 - -
キャベツ 522 111 95 せり   愛知 10 2,625 - - - -
相対   愛知 10 2,625 1,785 599 134 155
レタス 227 99 74 せり   静岡 10 8,400 - - - -
相対   静岡 10 8,400 4,847 2,100 139 206
はくさい 561 88 101 相対   茨城 15 1,365 840 420 117 -
こまつな 26 98 85 せり   埼玉 0.5 368 - - - -
相対   埼玉 0.5 368 254 158 118 150
ほうれんそう 66 102 96 せり   埼玉 0.25 263 - - - -
相対   埼玉 0.25 263 196 137 - 111
ねぎ 227 91 85 せり   千葉 5 3,150 - - - -
相対   千葉 5 3,150 2,058 630 147 115
しゅんぎく 24 104 96 相対   千葉 0.2 221 175 105 123 176
セルリー 40 96 126 相対   静岡 10 2,940 1,932 840 111 110
ブロッコリー 53 84 94 相対   愛知 5 3,150 2,436 840 - 90
きゅうり 192 100 82 せり   宮崎 5 2,835 - - - -
相対   宮崎 5 2,835 2,121 1,050 94 146
なす 119 135 105 せり   高知 5 2,100 - - - -
相対   高知 5 2,100 1,628 1,260 82 95
トマト 238 142 109 せり   熊本 4 1,785 - - - -
相対   熊本 4 1,785 1,134 630 64 68
ピーマン 77 95 113 相対   宮崎 0.15 84 71 53 - 113
さやえんどう 17 - 85 相対   鹿児島 1 3,150 1,218 630 - -
相対   中国 2 1,890 735 630 - -
じゃがいも 227 75 88 相対   北海道 10 1,680 1,155 630 98 108
さつまいも 122 92 90 せり   千葉 5 1,575 - - - -
相対   千葉 5 1,575 903 525 126 105
さといも 48 39 90 相対   埼玉 10 5,250 2,100 525 - -
たまねぎ 254 56 85 相対   北海道 20 2,520 2,035 1,050 99 100
なましいたけ 44 108 82 相対   岩手 0.1 263 122 42 78 116
相対   中国 5 2,310 1,764 1,365 93 177
総入荷量 4,907 89 93  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、4,907トンで、前週比は11%減、前年同期比は7%減となりました。
 昨年12月以降、日本列島は幾度となく強い寒波に見舞われました。12月の平均気温は全国すべてで平年を下回ることとなり、この影響で今年に入っても日本海側を中心に各地で記録的な大雪が続いています。関東地方では降雨不足で干ばつとなっています。入荷状況は、厳しい冷え込みと干ばつにより生育や肥大が極端に抑制され出遅れ気味となっていることから、全般に少ない入荷となりました。価格は、葉物野菜の供給不安で一時堅調相場となりましたが、気温の緩みと高値反動から下げ基調の展開となっています。
 品目別に見ると、「だいこん」「にんじん」等根菜類は12月まで2L中心でしたが、低温・干ばつの影響から除々に肥大が抑えられ細く短くなってきています。箱数が伸びず数量的に期待できないため、今後は平年を上回る価格で推移するものと思われます。「キャベツ」は小玉の比率が高まっているため1月いっぱい価格が平年を上回るものと見込まれます。「レタス」は品薄感から高騰も後半高値反動で反落。「はくさい」はやや品質低下で小振り、入荷は順調。「ほうれんそう」は生育回復が最も早く、価格の下げ足も早いでしょう。「ねぎ」は低温による鍋物需要の高まりと圃場環境の悪化により収穫減で高値となっています。「きゅうり」は不作から堅調。「トマト」は入荷増で低調相場。「じゃがいも」「たまねぎ」は平年並。