青  果  物  の  週  間  市  況

2006 年 11 月  第 2 週        ( 11月3日〜 11月9日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 587 107 111 せり   千葉 10 840 - - - -
相対   千葉 10 840 420 315 96 57
かぶ 108 101 104 相対   千葉 1 137 88 32 89 -
にんじん 342 113 101 相対   千葉 10 1,470 1,050 525 95 104
ごぼう 85 143 118 相対   青森 10 2,415 2,048 1,680 101 126
れんこん 38 89 89 相対   茨城 4 1,575 1,234 630 98 100
キャベツ 640 99 107 せり   千葉 10 840 - - - -
相対   千葉 10 840 420 210 80 61
レタス 324 108 116 せり   茨城 10 1,575 - - - -
相対   茨城 10 1,575 840 420 109 44
はくさい 564 93 96 せり   茨城 15 735 - - - -
相対   茨城 15 735 473 315 - 59
こまつな 37 108 101 せり   埼玉 0.5 116 - - - -
相対   埼玉 0.5 116 56 11 85 58
ほうれんそう 104 130 102 せり   群馬 0.2 126 - - - -
相対   群馬 0.2 126 55 32 83 58
ねぎ 287 128 103 相対   青森 5 1,575 1,024 420 94 98
しゅんぎく 24 99 87 相対   群馬 0.15 105 - 84 - -
ブロッコリー 164 140 143 相対   埼玉 4 1,260 630 315 75 54
きゅうり 277 128 111 せり   埼玉 5 1,575 - - - -
相対   埼玉 5 1,575 1,024 315 117 65
かぼちゃ 141 100 86 相対   北海道 10 1,575 1,313 1,050 107 -
なす 172 127 110 せり   高知 5 1,575 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 1,575 1,313 1,050 100 79
トマト 355 136 157 相対   千葉 4 1,890 1,181 420 96 56
ピーマン 111 125 125 せり   茨城 0.15 58 - - - -
相対   茨城 0.15 58 35 21 102 47
じゃがいも 308 123 94 相対   北海道 10 1,680 1,103 735 98 105
さつまいも 132 123 102 相対   千葉 5 1,575 814 420 95 102
さといも 66 125 74 相対   埼玉 10 5,250 1,890 420 - 90
たまねぎ 474 109 97 相対   北海道 20 2,310 1,706 1,050 98 90
なましいたけ 43 116 82 せり   岩手 0.1 210 126 63 100 122
相対   岩手 0.1 210 126 63 100 111
相対   中国 5 1,890 1,024 315 93 72
総入荷量 6,326 112 105  


概況
概 況 (開市日数  今週4日・前週6日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、6,326トンで、前週比は12%増、前年同期比は5%増となりました。
 北海道・東北北部・日本海側では寒冷前線の通過で悪天候となっていますが、太平洋側は今日もポカポカ陽気です。10月より天候が良く気温の高い日が続いています。このため農作物は全国的に生育順調の豊作傾向です。入荷状況は、引き続き好天による作柄良好により、野菜全般に潤沢な出回りとなっています。価格は、増量基調と気温高による需要減少から、総じて軟調な相場展開となりました。今後は寒さも本格化してくるため、徐々に価格が上げに転じるものと予想されます。
 品目別に見ると、「だいこん」は主力の千葉県産が生育順調で出回り量多く、切り上がりの早い東北産をカバーしています。「にんじん」は北海道産の残量増でじり安傾向。「キャベツ」は好天から全国的に供給過剰気味。しばらく価格の低迷が続くものと思われます。「レタス」は主力の茨城県産潤沢入荷で安値横ばい。「はくさい」は主力の茨城県産豊作型。暖秋による鍋物需要の低迷で軟調。「こまつな」「ほうれんそう」は気温高から品質低下散見。「ねぎ」は東北産漸減傾向。「きゅうり」は成り疲れからやや上向き推移。「なす」は好天から高知・栃木県産ともに生育順調の豊作型。「トマト」は西南暖地産漸増傾向。「ピーマン」は好天により西南暖地産大幅前進化。引き続き軟調推移。「じゃがいも」は入荷少なめ。「たまねぎ」も同様。前年並価格。