青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年  1 月 第 2 週        (1月09日〜1月15日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 516 76 82 せり   神奈川 10 1,050 604 210 100 -
相対   神奈川 10 1,050 683 315 104 130
かぶ 83 99 88 相対   千葉 1 147 105 42 91 113
にんじん 359 145 89 せり   千葉 10 1,890 - - - -
相対   千葉 10 1,890 1,155 210 98 120
ごぼう 36 113 88 相対   青森 10 - - - - -
キャベツ 567 96 84 せり   愛知 10 1,890 1,260 945 107 -
相対   愛知 10 1,890 1,197 525 104 204
レタス 261 90 70 せり   静岡 10 3,990 2,441 1,575 81 -
相対   静岡 10 3,990 2,546 840 83 213
はくさい 587 100 101 相対   茨城 15 1,260 714 315 101 136
こまつな 34 79 87 せり   埼玉 0.5 294 111 63 123 -
相対   埼玉 0.5 294 105 53 118 162
ほうれんそう 79 105 82 せり   埼玉 0.25 189 - - - -
相対   埼玉 0.25 189 100 74 - 103
ねぎ 274 114 100 せり   千葉 5 2,310 735 210 80 -
相対   千葉 5 2,310 1,113 315 88 83
しゅんぎく 22 81 93 相対   千葉 0.15 137 - 63 - -
セルリー 39 96 99 相対   静岡 10 2,730 2,100 1,050 95 104
ブロッコリー 86 85 61 相対   愛知 5 2,520 1,701 735 135 165
きゅうり 214 68 99 せり   宮崎 5 2,415 1,743 525 108 -
相対   宮崎 5 2,415 1,743 1,260 108 79
なす 85 73 78 せり   高知 5 2,625 - 2,310 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,625 2,184 1,680 122 112
トマト 200 78 93 せり   熊本 4 1,890 1,491 840 112 -
相対   熊本 4 1,890 1,428 683 99 131
ピーマン 71 94 103 相対   宮崎 0.13 126 91 74 133 -
さやえんどう 9 86 78 相対   愛知 2 3,150 2,058 1,260 84 113
相対   中国 2 - - - - -
じゃがいも 360 134 89 相対   北海道 10 1,575 - - - -
さつまいも 173 179 108 相対   千葉 5 1,575 490 210 62 67
さといも 36 125 125 相対   埼玉 10 4,200 2,226 315 102 74
たまねぎ 335 91 78 相対   北海道 20 1,890 1,680 1,470 100 -
なましいたけ 34 73 93 相対   岩手 0.1 242 151 74 96 103
相対   中国 5 1,680 1,400 1,260 100 103
総入荷量 5,524 96 89  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週4日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,524トンで前週比は4%減、前年同期比は11%減となりました。
生産環境は12月と同様で、10月定植時の多雨で根の張り悪く、全般的に小振りである。さらに寒波の影響も受けて伸び悩んでいる。今週の入荷状況は、上旬の後半に恵みの雨はあったが、地域によっては依然として干ばつで、今一歩量的に伸びない一因となっている。価格は、全般にもちあいだったが、果菜類については低温で生育が遅れており、高値圏で推移。
 品目別に見ると、「だいこん」1月14日(水)にNHK「試してがってん」で大根の酵素パワーを取り上げ、1月いっぱい位は販売が盛り上がると予想。「にんじん」春人参に変わり、他の作物が切りあがって人参の作業が本格化して徐々に価格を下げて、下旬後半には平年並みに下げてこよう。「キャベツ」生育上は回復過程にあるが、この寒波でやや小振り。平年を上回る展開となっているのは、業務からの引き合い強いため。1月いっぱいは平年を上回る価格で推移。「レタス」は年初から高値が続いたが、西日本の産地も徐々に増えてきて、当面平年並の推移。
「はくさい」は全般に小振りで量的にやや少なめで、平年を若干上回る価格で推移。「ねぎ」関東の冬葱のピークが続く。12月の強風の影響で今後量的に伸び悩む。学校給食が本格化した為、堅調な価格で推移。「きゅうり」は寒波で難しいが、晴天で着果は問題ないと思う。入荷大幅減でしっかりした価格。中旬後半から再び平年を上回る価格で推移。「なす」は産地の天候悪く生育は遅れ気味。入荷は平年の9割ペースの予想。価格は平年より高めで推移。
「トマト」主力の熊本県を始め不作気味。入荷少なく、当面は平年を上回る価格で推移。「ピーマン」は日照不足と冷え込みで西南暖地産は品薄のため高値圏ながら引きが強く品薄高。「じゃがいも」はやや小振りで内容はしっかりしている。価格は昨年より高く平年並で推移。「たまねぎ」は12月に続き平年より安めの展開。