青  果  物  の  週  間  市  況

2009 年  3 月 第 2 週        ( 3月6日〜 3月12日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 599 109 112 せり   神奈川 10 1,260 672 210 88 68
相対   神奈川 10 1,260 630 210 81 67
かぶ 72 85 92 相対   千葉 1 179 114 42 108 85
にんじん 362 121 117 相対   千葉 10 2,625 1,491 420 113 71
ごぼう 41 112 115 相対   茨城 4 1,365 630 210 - 71
キャベツ 653 89 112 せり   愛知 10 1,365 987 525 87 81
相対   愛知 10 1,365 798 315 81 61
レタス 259 89 89 せり   静岡 10 2,940 1,764 840 87 86
相対   静岡 10 2,940 1,638 525 77 83
はくさい 421 86 122 せり   茨城 15 1,680 861 420 82 76
相対   茨城 15 1,680 966 420 120 81
こまつな 34 97 80 せり   埼玉 0.5 210 124 63 97 172
相対   埼玉 0.5 210 124 63 97 172
ほうれんそう 70 99 83 せり   埼玉 0.25 189 105 84 - -
相対   埼玉 0.25 189 126 95 - 142
ねぎ 236 114 127 せり   千葉 5 2,310 672 210 71 39
相対   千葉 5 2,310 924 315 76 44
セルリー 45 94 102 相対   静岡 10 3,150 2,268 1,470 115 74
ブロッコリー 100 81 96 相対   愛知 5 1,890 1,260 525 117 94
なのはな 24 88 74 相対   千葉 0.2 294 182 105 69 -
きゅうり 238 118 87 せり   埼玉 5 3,990 2,814 1,680 81 165
相対   埼玉 5 3,990 2,625 1,365 78 156
かぼちゃ 169 97 88 相対   ニュージ-ランド 10 1,575 - - - -
なす 104 103 87 せり   高知 5 3,150 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,835 2,678 2,310 126 133
トマト 199 99 77 せり   熊本 4 2,310 1,785 315 123 144
相対   熊本 4 2,310 1,953 1,050 126 155
ピーマン 68 109 80 せり   茨城 0.15 200 - 158 - -
相対   茨城 0.15 200 126 105 112 107
じゃがいも 347 106 85 相対   北海道 10 1,575 - - - -
さつまいも 145 104 111 相対   千葉 5 1,575 924 315 106 83
さといも 42 106 150 相対   埼玉 10 4,515 2,037 525 97 65
たまねぎ 491 100 106 相対   北海道 20 1,890 - - - -
なましいたけ 32 100 106 相対   岩手 0.1 210 126 74 100 86
相対   中国 5 1,680 1,365 840 98 90
総入荷量 5,748 100 103  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,748トンで前週比は同率、前年同期比は3%増となりました。
 2月の下旬から3月上旬の天候不順で果菜類は全般に不作気味。ようやく蜜蜂が仕事をできる状況になって、現場で蜜蜂が足りなくなっているとの情報で、果菜類は品目によっては4月後半に作業遅れとなり、かなり少ないと予想される。また、ホルモンによる着果では品質の乱れも予想される。今週の入荷状況は、だいこん、キャベツ等の重量野菜が順調で多く、価格は全般に弱もちあいで推移した。
 品目別に見ると、「だいこん」昨年の3月は急激な冷え込みで遅れて少なかったが、今年は順調で昨年の倍も出ていて、価格は弱含みで推移。「にんじん」入荷は順調で価格も平年並みにしっかりしている。「キャベツ」雨が多く生育順調で愛知・神奈川県ともに入荷は潤沢ペースとなった。当面平年並みの価格をキープし、大きな価格の崩れはない。「レタス」静岡県は終盤で茨城県との端境期。冷え込みで生育は遅れ気味。入荷も少なく軟調な価格で推移。「はくさい」主力の茨城県産の品質悪く、兵庫県産もそれ程多くなく、価格は強めで推移。「ねぎ」高値基調で仕入れ意欲弱い。関東産は残量が多く大幅に増え、価格は反落。「きゅうり」今月上旬は2月下旬の曇天の影響で生育停滞して少なく、平年を大幅に上回る価格推移となった。中旬には若干落ち着いてき、じり安で推移。「なす」全国的には作付は減っているが、現状の主力の高知県の生育は順調で今後も問題ないが、福岡・岡山両県が少なめ。価格は平年を上回って推移。「トマト」天候不順で生育が遅れて、小玉中心。価格は続伸。「じゃがいも」仕入れが「新じゃが」に切り替える動きで、価格は昨年、平年を上回る。「新じゃが」は、鹿児島県産が少ないことも高値の要因。
「たまねぎ」新たまねぎが豊作気味で、この時期として価格は安い。「豆野菜」豌豆のグリーンピース・スナック・きぬさやは、果菜類から替わって作付増えて多く、比較的買い易い価格で販売されている。鹿児島県産を中心に今月がピーク。