青  果  物  の  週  間  市  況

2009 年  3 月 第 4 週        ( 3月20日〜 3月26日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 623 123 126 せり   神奈川 10 1,050 604 315 101 93
相対   神奈川 10 1,050 656 315 110 101
かぶ 69 110 85 相対   千葉 1 179 137 63 103 128
にんじん 410 142 148 相対   千葉 10 1,890 1,050 420 87 68
ごぼう 40 97 87 相対   茨城 4 1,365 788 315 100 91
キャベツ 733 110 106 せり   愛知 10 1,575 1,024 525 103 113
相対   愛知 10 1,575 866 525 93 96
レタス 313 142 101 せり   茨城 10 2,940 2,126 840 107 156
相対   茨城 10 2,940 2,100 840 104 167
はくさい 326 108 120 せり   茨城 15 2,100 1,418 1,050 121 95
相対   茨城 15 2,100 1,391 525 139 83
こまつな 39 116 101 せり   埼玉 0.5 158 111 63 100 208
相対   埼玉 0.5 158 109 63 98 205
ほうれんそう 68 118 98 せり   埼玉 0.25 189 - 74 - -
相対   埼玉 0.25 189 112 74 89 123
ねぎ 215 110 123 せり   千葉 5 1,995 656 210 114 37
相対   千葉 5 1,995 840 210 104 39
セルリー 50 124 104 相対   静岡 10 3,675 2,940 1,575 111 112
ブロッコリー 105 147 110 相対   愛知 5 2,520 1,313 525 75 118
なのはな 23 110 93 相対   千葉 0.2 294 165 53 98 111
きゅうり 351 150 130 せり   埼玉 5 2,415 1,838 1,365 81 111
相対   埼玉 5 2,415 1,680 840 80 111
かぼちゃ 174 112 119 相対   ニュージ-ランド 10 1,575 - - - -
なす 155 153 103 せり   高知 5 3,150 - 1,785 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 3,150 2,205 1,218 80 121
トマト 279 149 102 せり   熊本 4 2,310 1,680 1,470 101 127
相対   熊本 4 2,310 1,785 1,050 98 133
ピーマン 82 125 84 せり   茨城 0.15 168 142 105 97 143
相対   茨城 0.15 168 137 105 100 -
じゃがいも 513 150 115 相対   北海道 10 1,575 - - - -
さつまいも 141 109 136 相対   千葉 5 1,575 893 315 86 83
さといも 38 106 152 相対   埼玉 10 4,200 1,785 315 94 63
たまねぎ 501 107 109 相対   北海道 20 2,100 1,628 735 97 106
なましいたけ 34 122 116 相対   岩手 0.1 210 126 74 100 92
相対   中国 5 1,680 1,365 1,050 111 91
総入荷量 6,388 123 114  


概況
概 況 (開市日数  今週4日・前週6日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、6,388トンで前週比は23%増、前年同期比は14%増となりました。
 春物は今月23日の週に入ってからの低温でやや足踏みしている。果菜類は促成物については着果の問題がないとしても小振りであったり、低温で雄しべから花粉が出てこず、着果不良も発生して少なめの入荷が続こう。今週の価格はもちあいで推移した。4月初めは入学のシーズンで、10日ごろから学校給食も始まり、価格はしっかりした展開が予想される。
 品目別に見ると、「だいこん」千葉県の近在産地は順調で当面出回り多く、価格は平年を下回ろう。「にんじん」品質の良い徳島県産が中心になって価格はやや高めになってこようが平年並である。「キャベツ」全国的に抽台の発生多く、また神奈川県の春キャベツも増えて月末から月初めやや価格高となって平年を上回る。「レタス」兵庫、香川両県が本格化してくるが、静岡・千葉両県は終盤。茨城県がやっと増量で、入荷は大幅増加で価格は保合で推移。「はくさい」春白菜が始る4月初め頃までやや高め。秋冬物は抽台の発生から品物が悪く、出荷できなかった物が多く、今月下旬は価格高になったが、4月上旬までは価格高が続く。「ねぎ」引き続き潤沢で平年を下回る。
「きゅうり」23日の週の低温で4月1週までやや少なく、価格はしっかり。「なす」天候の回復で徐々に増えてくるが、量的に昨年を下回り、価格は平年を上回る見込み。「トマト」2月の天候不順の時に着果しており、当面小玉傾向。半促成も始まるが、木の出来上がりが遅れている。そのため当面平年を下回る量で、価格もしっかり平年を上回る。「ピーマン」主力の茨城県が本格化するのは4月後半になってからと思われ、西南暖地も遅れ気味で価格は当面高い状況が続く見込み。「じゃがいも」当面新じゃがいもが価格をひっぱり、価格はしっかり。「たまねぎ」新たまねぎの極早生が始まり、価格はしっかり。引き続き北海道産は安めで推移。「たけのこ」全体に早めで、この時期としては安い。卒業シーズン、入学、就職と祝いの膳に欠かせない。