青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年 6 月 第 2 週        ( 6月5日 〜 6月11日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 365 97 89 せり   青森 10 1,365 945 315 93 138
相対   青森 10 1,365 893 525 88 121
かぶ 76 92 89 相対   千葉 1 147 84 53 100 102
にんじん 316 114 99 せり   千葉 10 1,890 971 368 - 42
相対   千葉 10 1,995 1,785 1,575 189 71
キャベツ 865 106 129 せり   千葉 10 840 588 263 85 84
相対   千葉 10 840 567 420 73 87
レタス 288 98 120 せり   長野 10 2,415 1,323 630 110 55
相対   長野 10 2,415 1,323 525 117 56
はくさい 281 103 114 せり   長野 15 1,680 1,092 525 84 104
相対   長野 15 1,680 1,197 735 90 107
こまつな 36 90 108 せり   埼玉 0.5 315 - - - -
相対   埼玉 0.5 315 - - - -
ほうれんそう 79 102 108 せり   群馬 0.17 126 - 32 - -
相対   群馬 0.17 126 86 42 100 116
ねぎ 199 105 97 せり   茨城 5 3,465 1,785 735 89 85
相対   茨城 5 3,465 1,848 840 75 83
アスパラガス 48 95 111 相対   北海道 0.15 168 135 74 111 89
きゅうり 328 100 98 せり   埼玉 5 1,890 1,155 210 98 81
相対   埼玉 5 1,890 1,197 315 119 90
かぼちゃ 138 83 93 相対   鹿児島 10 3,675 - - - -
なす 189 98 91 せり   高知 5 2,100 - 1,680 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,100 1,743 1,260 112 84
トマト 350 92 102 せり   栃木 4 1,575 998 315 158 113
相対   栃木 4 1,575 1,071 525 134 119
ピーマン 120 97 113 せり   茨城 0.15 95 56 32 126 70
相対   茨城 0.15 95 67 32 128 -
とうもろこし 123 101 73 せり   千葉 5 1,890 1,523 1,260 - 121
相対   千葉 5 1,890 1,575 1,260 91 97
いんげん 22 114 120 相対   千葉 2 2,625 1,890 840 110 99
さやえんどう 10 75 61 相対   福島 2 2,625 2,016 945 163 120
そらまめ 51 96 82 せり   宮城 4 2,310 1,024 420 - 89
相対   宮城 4 2,310 1,218 420 - 102
えだまめ 35 190 139 せり   千葉 0.3 525 319 74 91 108
相対   千葉 0.3 525 355 210 96 102
じゃがいも 369 90 104 相対   長崎 10 2,100 - - - -
たまねぎ 573 84 95 相対   佐賀 20 2,415 - - - -
うめ 155 148 95 相対   和歌山 10 5,775 3,780 1,575 69 96
総入荷量 6,222 99 103  


概況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)

 今週の1日の平均入荷量は、6,222トンで前週比は1%減、前年同期比は3%増となりました。
6月の価格がなかなか下がらない要因の一つとして、水曜日の臨時休市日が関係していると思われる。梅雨入り後もそれ程雨が多くないが、こういった状況は安値に大きく下振れする可能性がある。今週も保合で推移している。
品目別に見ると、「だいこん」先週とほぼ変わらず千葉県は早めに切りあがる方向で、北海道が遅れており当面価格は平年より高めとなった。今後北海道産が本格化することで平年並まで下げる可能性もある。「にんじん」昨年と違い、千葉県が量的に多く平年を下回っているが、今後品質の良い青森県や北海道が増えると、価格は若干上向くが、それでも平年並を推移。「キャベツ」先週と同様に高原物は遅れている。千葉県の作付が増えた部分の入荷が多くなって価格は平年を下回っているが、当面この平年を下回る水準が続くと思われる。「レタス」今後準高冷地物がピーク後半になって標高の高い産地との谷間が予想され、当面価格は平年並にしっかり。「はくさい」品質の良い長野県産が当面価格を平年並よりか高めに維持するものと思われる。「ねぎ」茨城県がようやく増えてきているが不作気味で当面平年を上回ろう。「きゅうり」天候不順で少なかった昨年を上回る入荷が続いたが、価格はしっかりした。昨年は天候不順が続いて不作気味で、過去数年では最高値になった。梅雨入りで生産自体はそれ程伸びず、平年より高めの状態が続くと予想される。「トマト」東北が遅れて平年より高い。関東はやや早めに切りあがる方向で、当面は平年を大幅に上回る展開。「ピーマン」6月最初の平年並かやや安い水準から10日頃には高かった昨年並みの水準まで戻してきたが、これは販売促進の特売が功を奏した。今後も茨城県は順調で、大きな落ち込みはないが、価格は平年を上回る展開。「たまねぎ」兵庫県、香川県が田植えに忙しく、入荷減の価格高になった。今後とも平年を上回る展開。