青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年 6 月 第 3 週        ( 6月12日 〜 6月18日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 354 97 101 せり   青森 10 1,365 998 525 106 106
相対   青森 10 1,365 966 525 108 105
かぶ 71 93 93 相対   千葉 1 147 100 53 119 115
にんじん 293 93 108 せり   千葉 10 1,890 998 420 103 53
相対   千葉 10 1,995 1,365 263 76 61
キャベツ 741 86 114 せり   千葉 10 840 588 210 100 124
相対   千葉 10 840 630 315 111 114
レタス 292 102 107 せり   長野 10 2,100 1,323 420 100 97
相対   長野 10 2,100 1,197 525 90 80
はくさい 283 101 130 せり   長野 15 1,575 819 420 75 87
相対   長野 15 1,575 924 525 77 98
こまつな 37 104 109 せり   埼玉 0.5 189 - 53 - -
相対   埼玉 0.5 210 - 53 - -
ほうれんそう 74 94 103 せり   群馬 0.17 126 84 42 - 80
相対   群馬 0.17 126 88 53 103 105
ねぎ 188 95 93 せり   茨城 5 2,625 1,869 735 105 113
相対   茨城 5 2,625 1,680 735 91 95
アスパラガス 41 87 118 相対   北海道 0.15 179 139 74 103 93
きゅうり 345 105 108 せり   埼玉 5 1,890 1,050 315 91 77
相対   埼玉 5 1,890 1,085 315 91 92
かぼちゃ 142 103 92 相対   鹿児島 10 3,675 - - - -
なす 205 109 102 せり   高知 5 2,100 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,100 1,701 1,365 98 84
トマト 441 126 119 せり   栃木 4 1,575 910 210 91 91
相対   栃木 4 1,575 945 420 88 90
ピーマン 110 92 105 せり   茨城 0.15 95 63 42 112 89
相対   茨城 0.15 95 57 32 85 74
とうもろこし 172 140 110 せり   千葉 5 2,100 1,208 525 79 96
相対   千葉 5 2,100 1,386 735 88 87
いんげん 23 106 135 相対   千葉 2 2,625 1,638 525 87 82
さやえんどう 7 67 55 相対   福島 2 3,150 2,436 1,050 121 145
そらまめ 31 62 77 せり   宮城 4 2,520 1,050 525 103 -
相対   宮城 4 2,625 1,260 420 103 89
えだまめ 40 115 105 せり   千葉 0.3 473 244 53 76 81
相対   千葉 0.3 473 343 158 97 104
じゃがいも 348 94 94 相対   長崎 10 2,100 - - - -
たまねぎ 475 83 98 相対   佐賀 20 2,415 1,838 1,680 - -
うめ 187 121 120 相対   和歌山 10 5,775 3,990 3,150 106 105
総入荷量 6,091 98 106  


概況(開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)

 今週の1日の平均入荷量は、6,091トンで前週比は2%減、前年同期比は6%増となりました。
東北地方の遅れから、全般に出回りが少なく、価格の低落を免れている状況にある。中旬までは平年を若干上回る推移となっている。空梅雨から、関東産の供給もしばらく途切れることはないと予想される。西日本の干ばつも関西の相場が安めに推移すると予想され、今後8月のお盆前後までの長き低落が心配されるところである。今週も保合で推移している。
品目別に見ると、「だいこん」関東の切り上がりが早めとなり青森県は人参に軸足が移り、量的には今後北海道産が中心。価格的には平年並にしっかり推移。「にんじん」現状は千葉県の生産量が多い反面、干ばつの影響もあって、価格を下回る要因となっている。品質の良い北海道産が増えて価格は一時上向く。「キャベツ」近在産地が潤沢で当面価格は安くなる見込み。「レタス」東北産と群馬県が遅れている。長野県は順調で、22日の週には価格は上向いて平年を上回る見込み。「はくさい」茨城県の切り上がりが遅れて現状は平年価格を下回っている。今後は、品質のしっかりした長野県が中心になることで、価格は平年並の展開。「ねぎ」茨城県は作の変わり目で伸び悩む。当面価格は平年を上回る見通し。「きゅうり」干ばつの気象の中で、全般に生育は良好である。当面は潤沢で入荷されることから価格は平年を上回る見込みで、品質がしっかりしているところも評価された。「トマト」夏季に主力産地となる青森県の出遅れが目立つ。遅れていた栃木県がピークになって、前年比では、入荷増しの単価高ということになったが、トマトダイエット等の効果で、消費が全般に伸びている。「ピーマン」大幅に高かった前年を下回るが、現状の価格は平年を上回っている。当面平年を上回る価格展開を予想している。「たまねぎ」佐賀県が田植えで供給減となっており、全国的にも同様の模様で価格はしっかり。