青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年  7 月 第 4 週        ( 7月17日〜 7月23日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 429 114 112 せり   北海道 10 1,260 805 525 85 153
相対   北海道 10 1,260 840 315 91 128
かぶ 52 108 113 相対   千葉 1 147 105 53 100 -
にんじん 221 105 83 せり   青森 10 2,100 - - - -
相対   青森 10 2,100 1,806 525 130 202
キャベツ 725 107 118 せり   群馬 10 1,050 546 210 95 100
相対   群馬 10 1,050 567 210 88 100
レタス 318 111 100 せり   長野 10 2,100 861 263 112 113
相対   長野 10 2,100 1,050 420 120 114
はくさい 230 100 99 せり   長野 15 1,365 882 630 108 135
相対   長野 15 1,365 945 525 115 141
こまつな 43 111 115 せり   埼玉 0.5 189 - - - -
相対   埼玉 0.5 189 - - - -
ほうれんそう 58 111 121 せり   栃木 0.2 158 - - - -
相対   栃木 0.2 147 - - - -
ねぎ 177 105 104 せり   茨城 5 3,150 1,995 315 101 232
相対   茨城 5 3,150 1,785 420 93 160
きゅうり 328 120 99 せり   福島 5 2,100 1,339 683 94 155
相対   福島 5 2,100 1,470 525 113 163
かぼちゃ 132 105 107 相対   茨城 10 - - - - -
なす 217 122 89 せり   栃木 5 - 1,103 630 62 -
(ながなす含む) - - - 相対   栃木 5 2,100 1,365 1,260 81 -
トマト 329 113 88 せり   青森 4 1,575 1,092 525 106 133
相対   青森 4 1,575 1,218 630 107 157
ピーマン 82 88 82 せり   茨城 0.15 63 37 21 106 -
相対   茨城 0.15 63 27 11 83 63
とうもろこし 166 101 85 相対   茨城 5 2,100 945 315 102 129
いんげん 29 119 84 相対   福島 2 2,100 1,103 420 78 200
えだまめ 80 100 111 相対   群馬 0.25 420 294 210 95 153
じゃがいも 223 116 115 相対   茨城 10 - - - - -
さつまいも 57 118 133 相対   千葉 5 - - - - -
さといも 11 101 60 相対   宮崎 5 2,835 2,170 1,365 84 122
たまねぎ 352 101 79 相対   佐賀 20 2,940 - - - -
なましいたけ 25 101 124 せり   岩手 0.1 189 116 63 100 92
相対   岩手 0.1 189 116 63 100 92
総入荷量 5,348 108 101  


概況(開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

 今週の1日の平均入荷量は、5,348トンで前週比は8%増、前年同期比は1%増となりました。
関東地方は梅雨明けしたものの、海の日の連休前後から曇天が続いている。今後この天気から全国的に梅雨明けすれば、果菜類は価格を下げ、根菜類は品質の乱れから、キャベツ、レタスは徐々に価格を上げて平年まで近い水準まで戻してこよう。今週も保合で推移している。
品目別に見ると、「だいこん」北海道は遅れているが、不作傾向がはっきりしている。価格高から青森県の後半産地が間隙を突いて出荷してきている。当面平年並の価格推移が予想される。「にんじん」青森県は終盤を迎えており、北海道も遅れて価格は平年を上回る水準まで上昇してきている。北海道の主力産地が本格化するのは8月に入ってからであり、当面価格は平年より高い。「キャベツ」引き続き群馬県中心の展開だが、昨年の倍のペースで入荷している。今後8月上旬もピークとなって増えていくが、当面平年並の価格推移が予想される。「レタス」連休前後の雨もあって干ばつで遅れていたレタスが今週に急増した。群馬県も長野県も豊作で出荷調整を行ないながら相場の安定に努めている。「はくさい」7月22日市場隔離を実施して価格は若干上向くと思われる。基本的に豊作で、畑に放置しながらの出荷が続く見込み。「ねぎ」茨城県は徐々に少なくなってきているが、東北産は全般的に少なく、当面平年を上回る見込み。「きゅうり」8月初めには東北の露地きゅうりのピークとなって価格は一旦底を打つと思われる。中旬には再び少なめになって価格は上向きに転じよう。「トマト」青森県等の着色が遅れて7月下旬は平年を大幅に上回る価格が続いた。天候の回復で出荷量は徐々に増えて、価格は平年並。「ピーマン」東北の露地ピーマンは7月13日の強風と雨で7月下旬は少なめであった。今後はピークになって価格は下げに向かう見込み。