青  果  物  の  週  間  市  況

2009年 9 月 第 2 週        ( 9月4日〜9月10日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、価格は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 536 131 109 せり   北海道 10 1,575 1,120 840 105 119
相対   北海道 10 1,575 1,239 788 107 128
かぶ 46 125 164 相対   千葉 1 179 142 53 101 100
にんじん 322 112 106 せり   北海道 10 1,890 - 1,050 - -
相対   北海道 10 1,890 1,444 420 80 113
キャベツ 700 110 105 せり   群馬 10 1,575 788 525 61 150
相対   群馬 10 1,575 866 525 68 172
レタス 311 126 113 せり   長野 10 2,415 1,295 840 60 47
相対   長野 10 2,415 1,302 525 63 51
はくさい 319 137 105 せり   長野 15 2,415 1,050 630 56 98
相対   長野 15 2,415 1,208 525 63 122
こまつな 41 97 165 せり   埼玉 0.5 210 110 32 127 47
相対   埼玉 0.5 210 110 32 130 47
ほうれんそう 57 122 143 せり   群馬 0.2 168 119 84 - 81
相対   群馬 0.2 168 116 89 94 67
ねぎ 237 124 111 せり   青森 5 2,100 1,365 525 87 123
相対   青森 5 2,100 1,260 735 92 94
きゅうり 354 128 90 せり   福島 5 2,415 1,339 840 70 118
相対   福島 5 2,415 1,386 630 75 96
かぼちゃ 182 108 97 相対   北海道 10 2,415 1,785 1,050 89 -
なす 204 111 87 せり   栃木 5 1,890 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   栃木 5 1,890 1,208 630 85 -
トマト 332 116 - せり   青森 4 2,415 1,654 1,260 101 -
相対   青森 4 2,415 1,764 840 95 -
ピーマン 100 116 97 せり   茨城 0.15 79 53 32 111 86
相対   茨城 0.15 79 53 42 100 87
とうもろこし 114 105 90 相対   北海道 5 1,680 840 630 75 95
いんげん 25 89 83 相対   福島 2 2,100 1,050 630 91 98
えだまめ 69 109 - 相対   秋田 0.3 210 - - - -
じゃがいも 351 104 104 相対   北海道 10 2,310 1,523 1,050 82 -
さつまいも 146 131 107 相対   千葉 5 1,575 735 210 122 90
さといも 51 189 129 相対   千葉 4 1,680 1,113 315 103 71
たまねぎ 444 110 93 相対   北海道 20 2,940 2,415 1,890 105 -
なましいたけ 26 115 126 せり   岩手 0.1 210 126 63 100 86
相対   岩手 0.1 210 126 63 100 86
まつたけ 3 130 130 せり   国内 0.4 36,750 18,270 6,300 - 78
せり   中国 1 10,500 - - - -
せり   米国 1 - - - - -
相対   中国 1 8,400 - - - -
総入荷量 5,972 128 135  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,972トンで、前週比では28%増で、前年同期比では35%増となった。天気も回復し、関東甲信越は野菜の生育環境にとって良好である。不作になっていたレタスも回復してほぼ平年並まで回復してきている。今後も全国的に生育は順調と予想される。今週も保合で推移している。
品目別に見ると、「だいこん」引き続き北海道産の出荷は平年を下回ると予想される。天候不順の影響により生育が遅れたためとみられる。価格は平年を上回る見込み。「にんじん」だいこんと同様に中心の北海道産は作柄が悪く、小振りであったり、出荷できない物も多く、出荷は昨年を下回る見込み。引き続き価格は平年を上回る見込み。「キャベツ」年間で最も出荷が多い時期を迎えている。東北産もやや持ち直している。8月の高値の状況を脱して、平年並の展開が予想される。「はくさい」8月よりも作柄は回復し、予想したよりも量的に多くなっている。価格は平年並に動くと予想される。「ねぎ」遅れていた東北産が順調に出回り、価格は平年を下回っている。東北は徐々に稲刈りで忙しくなって、量的に伸び悩むと予想される。「きゅうり」夏秋物の切り上がりが早く、価格は上昇の見込み。現状は平年を下回っているが14日の週には若干上げになる見込み。「トマト」全国的に作付けが減っており、当面出回りは少なめ。また関東の抑制物は天候不順で遅れている。よって14日の週も価格は平年を上回る見込み。「ピーマン」茨城県のピーマンが本格化してくるが、東北産については不作。そのため全体の出回りが少なく、価格は平年を上回る見込み。「じゃがいも」北海道産が本格化。高かった時期を脱して価格は落ち着いてこよう。「たまねぎ」北海道産が急増しており、14日の週には平年並にまで下げてこようが、10月には再び価格は平年を上回る見込み。