青  果  物  の  週  間  市  況

2010年 10 月 第 1 週        ( 10月1日〜10月7日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、価格は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 560 107 88 せり   北海道 10 1,785 - 1,155 - -
相対   北海道 10 1,785 1,407 735 113 212
かぶ 47 103 57 相対   千葉 1 168 129 53 98 -
にんじん 370 113 109 相対   北海道 10 2,520 1,785 840 105 121
ごぼう 53 - 119 相対   青森 4 1,155 840 525 - -
キャベツ 628 101 89 せり   群馬 10 1,680 1,176 630 112 172
相対   群馬 10 1,680 1,155 630 116 204
レタス 234 88 62 せり   茨城 10 6,300 3,833 1,575 - 608
相対   茨城 10 6,300 4,011 1,365 - 882
はくさい 559 149 117 せり   長野 15 2,940 1,820 1,050 105 241
相対   長野 15 2,940 1,596 525 97 211
こまつな 34 110 74 せり   埼玉 0.5 473 258 126 137 410
相対   埼玉 0.5 473 258 126 137 410
ほうれんそう 47 115 63 せり   群馬 0.2 231 - 158 - -
相対   群馬 0.2 231 164 105 110 200
ねぎ 225 129 106 せり   青森 5 4,725 2,373 1,260 71 195
相対   青森 5 4,725 2,499 1,050 83 180
きゅうり 274 116 93 せり   埼玉 5 2,625 1,925 840 - 229
相対   埼玉 5 2,625 2,058 735 - 280
かぼちゃ 177 114 104 相対   北海道 10 1,890 1,596 840 101 -
なす 163 118 92 せり   高知 5 2,415 - 1,785 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,415 2,121 1,890 - -
トマト 222 111 57 せり   千葉 4 3,675 2,590 1,050 - 325
相対   千葉 4 3,675 2,751 525 - 308
ピーマン 77 97 78 せり   茨城 0.15 126 76 32 98 281
相対   茨城 0.15 126 82 32 98 390
いんげん 11 138 46 相対   福島 2 3,150 1,869 525 62 223
じゃがいも 341 105 115 相対   北海道 10 2,730 - - - -
さつまいも 142 118 91 相対   千葉 5 1,575 945 315 106 180
さといも 64 121 107 相対   埼玉 10 5,775 2,993 1,050 - 143
たまねぎ 442 111 115 相対   北海道 20 3,465 2,835 2,205 - -
なましいたけ 36 133 112 せり   岩手 0.1 210 143 63 97 113
相対   岩手 0.1 210 143 63 97 -
まつたけ 3 107 160 せり   国内 0.4 31,500 - 17,850 - -
せり   カナダ 1 8,400 - - - -
相対   米国 1 12,600 - - - -
総入荷量 5,626 112 92  


概況
概  況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,626トンで、前週比は12%増で、前年同期比では8%減となった。今週も品薄傾向は変わらないものの10月に入り天候も回復し、少なかった前週に比べれば野菜の入荷は増加し、前年比は前年が一部台風の影響を受けたが比較的順調だったため減少となった。野菜は引き続き品薄傾向変わらず、レタスが高騰し引き続き堅調な相場となった。品目別に見ると、「だいこん」は主産地北海道・青森県産で引き続き入荷は少なめだが前週よりは増加した、価格は後続の関東平野も伸びを欠く見込みから強含んだ相場となった。「にんじん」もだいこん同様で少なかった前週よりは入荷増加し、価格は強含み平年を上回る高値傾向となった。「キャベツ」は群馬県嬬恋産二期作の収穫も始まったが連休後は急減が予想される、入荷は前週とほぼ同じで価格は堅調となった。「レタス」は長野県産急減し後続の茨城県産は大幅に遅れており、入荷は少なかった前週よりさらに減少した、価格は二週続きの大幅減から高騰し最高値がせり値で6,000円となった。「はくさい」は前週同様で長野県産ピーク後半で茨城県産は大幅遅れているが、前週の高騰相場から出荷促進され入荷は5割の大幅増となった、価格は気温下がり鍋物需要もあり高値保合となった。「ねぎ」は稲刈りも終わり頃で東北産は徐々に増えてくるが、関東産は猛暑の後遺症で不作気味となっている、入荷は前週の高騰から出荷促進され大幅増加した、価格は日々下げたが前年比ほぼ倍高の高値相場は変わらず。「きゅうり」は東北産と関東産の端境期で入荷は少なかった前週よりは増加した、価格は引き続き堅調で前年と比べると倍高以上となっている。「なす」は関東産が夜温の低下から少なめで高知県産やハウス物が今後増加する、入荷は少なかった前週に比べれば増加となった、価格は高知県産で高値保合となっている。「トマト」は前週同様で全国的に少なく東北・関東産は更に少なく半減し、入荷は少なかった前週よりは増加した、価格は高騰した前週よりは下げたが前年比は3倍高以上となった。「ピーマン」は茨城県産が本格化するのは下旬からで入荷は少なかった前週よりも減少した、価格は今後も品薄が見込まれることから前週同様堅調で前年比はほぼ3倍高となった。「じゃがいも」「たまねぎ」は主力産地北海道産不作で入荷は少なかった前週よりは増加した、価格は品薄変わらず高値保合で、たまねぎは安値が下げた相場となった。「まつたけ」は気温も下がり台風もありその後大風もあったため国産は日々増量し、大凶作から一転し来年の発生が心配されるほどの大豊作となった、価格も暴落し最終日は高値がせり値で15,000円まで下がった。