青  果  物  の  週  間  市  況

 2011 年  2 月 第 4 週        (2月18日〜2月24日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 568 109 95 せり   神奈川 10 1,365 714 315 67 71
相対   神奈川 10 1,365 777 210 74 76
かぶ 82 108 116 相対   千葉 1 168 107 53 82 87
にんじん 304 102 94 せり   千葉 10 2,520 1,659 630 88 226
相対   千葉 10 2,520 1,785 525 100 181
ごぼう 39 129 99 相対   茨城 4 1,365 861 315 103 -
キャベツ 634 107 100 せり   愛知 10 1,785 1,344 1,050 82 116
相対   愛知 10 1,785 1,239 641 87 111
レタス 267 123 95 せり   静岡 10 3,990 2,604 1,575 89 111
相対   静岡 10 3,990 2,457 840 84 110
はくさい 626 110 93 せり   茨城 15 1,680 893 315 77 163
相対   茨城 15 1,680 1,008 525 86 166
こまつな 40 111 117 せり   埼玉 0.5 231 120 42 88 79
相対   埼玉 0.5 231 120 42 88 79
ほうれんそう 88 112 115 せり   群馬 0.2 126 - 68 - -
相対   群馬 0.2 126 89 32 91 -
ねぎ 193 98 95 せり   千葉 5 3,150 1,449 315 85 97
相対   千葉 5 3,150 1,890 840 92 107
しゅんぎく 16 90 109 相対   千葉 0.15 105 61 42 85 71
セルリー 37 97 103 相対   静岡 10 3,465 2,373 840 91 106
ブロッコリー 106 136 115 相対   愛知 5 2,940 1,386 525 99 114
きゅうり 227 102 118 せり   宮崎 5 2,415 1,848 630 98 80
相対   宮崎 5 2,415 1,764 1,050 100 80
なす 88 98 103 せり   高知 5 2,625 - 2,100 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,625 2,331 2,100 103 89
トマト 239 104 111 せり   熊本 4 1,680 1,113 630 118 92
相対   熊本 4 1,680 1,239 735 113 100
ピーマン 63 107 111 相対   宮崎 0.13 116 84 74 100 88
じゃがいも 332 96 101 相対   北海道 10 2,310 - 1,680 - -
さつまいも 132 110 84 相対   千葉 5 1,890 1,071 315 100 124
さといも 31 106 92 相対   埼玉 10 6,825 3,507 735 101 -
たまねぎ 408 99 94 相対   北海道 20 3,990 - 3,465 - -
なましいたけ 30 106 89 せり   岩手 0.1 210 134 63 93 -
相対   岩手 0.1 210 134 63 93 98
総入荷量 5,663 107 100  


概  況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,663トンで、前週比は7%増で前年同期比は同率となった。今週は晴天も続き気温も緩み野菜の生育は今週も回復基調となった。野菜の入荷は前週より増加し、前年比は前年も気温上昇と降雨で多かったため同じとなった。相場が上がったのは気温が緩んで買気強くなったトマトぐらいで、総じて弱含んだ相場となった。品目別に見ると、「だいこん」は適度な降雨・降雪もあり主力の神奈川・千葉県産は肥大が回復した、入荷は増加し価格は一段下げた。「にんじん」は後続の徳島県産春にんじんも少なめとなっている、入荷は微増し価格は高値から小幅下げた。「キャベツ」は主力の愛知県産が相場の高い関西市場への出荷も多く、入荷は大幅増とはならず価格は弱含んだ。「レタス」は降雨で生育回復し一年で一番美味しい時期に入った、入荷は日々増加となり価格は一段下げた。「はくさい」は後続の兵庫県産等増え入荷は増加した、価格は弱含み最終日には一段下げた。「ほうれんそう」は年間で最も栄養価が高まる時期で埼玉・茨城県産は急増した、入荷は増加し価格は弱含んだ。「ねぎ」は千葉・埼玉県産がこれまでの低温・干ばつで生育は遅れ気味となっている、入荷は微減したが価格は高値から弱含んだ。「ブロッコリー」は遅れていた愛知県産が急増した、入荷は今週も大幅増加となり価格は最終日に下げた。「きゅうり」は気温高くなり全国的に順調となっている、入荷は微増し価格はほぼ保合となった。「トマト」も全国的な気候の安定で出荷は多くなっている、関東の促成物も順調な展開で入荷は増加した、価格は春メニューのサラダ需要もあり強含んだ。「じゃがいも」の鹿児島県産新物は3月上旬まで端境期で少なく堅調となっている、入荷は減少し北海道産は小振りでそれ程高くはないが平年比高で推移。「たまねぎ」は静岡県産の新物が価格高から引き合いは弱まっている、入荷はほぼ同じで価格は平年比高で推移している。その他では、「さやえんどう」は静岡県産も増え3月までには半作程度の回復が予想される、価格は引き続き平年比高となっている。「なのはな」は雛祭りの前に昨年を下回る買いやすい水準まで下がってきている、全国的に多めで価格は平年並みになっている。