青  果  物  の  週  間  市  況

 2012年  5 月 第 5 週        ( 5月25日〜 5月31日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 368 95 98 せり   千葉 10 1,680 1,008 210 82 80
相対   千葉 10 1,680 753 210 56 65
かぶ 83 108 93 相対   千葉 1 147 84 42 123 88
にんじん 280 79 88 せり   徳島 10 1,995 1,155 1,050 - -
相対   徳島 10 1,995 1,407 525 106 96
キャベツ 674 89 81 せり   千葉 10 1,470 893 525 77 170
相対   千葉 10 1,470 875 315 77 149
レタス 255 95 91 せり   長野 10 3,150 1,575 840 71 147
相対   長野 10 3,150 1,593 630 73 140
はくさい 263 93 96 相対   茨城 15 1,575 700 210 68 50
こまつな 38 88 105 せり   埼玉 0.5 158 69 32 93 80
相対   埼玉 0.5 158 75 32 90 88
ほうれんそう 59 101 88 せり   群馬 0.2 137 79 32 - -
相対   群馬 0.2 137 67 21 63 78
ねぎ 161 103 90 せり   千葉 5 2,730 2,494 2,205 105 104
相対   千葉 5 2,940 2,258 525 98 101
ふき 5 53 - 相対   群馬 4 1,260 861 420 105 -
セルリー 28 88 - せり   静岡 10 - - - - -
相対   静岡 10 5,775 5,565 5,355 158 -
アスパラガス 38 . 97 相対   福島 0.15 158 84 74 61 50
きゅうり 337 89 121 相対   埼玉 5 1,785 1,015 420 88 68
かぼちゃ 122 101 88 相対   メキシコ 10 2,310 - - - -
なす(ながなす含む) 150 88 103 相対   高知 5 2,100 1,715 1,470 102 93
トマト 330 91 84 せり   栃木 4 1,575 1,365 1,155 100 -
相対   栃木 4 1,575 1,260 525 100 150
ピーマン 100 91 90 相対   茨城 0.15 84 48 21 81 93
さやえんどう 8 . 74 相対   福島 2 3,675 1,470 735 53 -
ピース 3 . - 相対   福岡 4 3,465 2,835 2,310 104 -
そらまめ 30 101 97 相対   鹿児島 4 3,150 - - - -
じゃがいも 460 77 116 相対   長崎 10 1,680 1,470 525 147 -
たまねぎ 477 80 85 相対   佐賀 20 2,835 2,100 1,050 105 -
なましいたけ 22 77 - 相対   岩手 0.1 168 123 84 97 -
総入荷量 5,430 90 92  


概況
概  況 (開市日数  今週6日・前週5日・前年5日)
今週の1日の平均入荷量は、5,430トンで、前週比は10%減で前年同期比8%減でした。今週は、5月前半までの高値反動が出たため相場は総じてまちまちとなりました。下げの目立ったものは「だいこん」、「キャベツ」、「レタス」、「はくさい」、「ほうれんそう」、「アスパラ」、「さやえんどう」等があった反面、端境期になる「にんじん」や、入荷が不安定な「なす」、「トマト」は保合となりました。品目別に見ると「だいこん」は先週までは端境期で少なく、今週は入荷状況も落ち着いてきましたが増量には至らず、先週までの高値覚えもあり売れ行きは芳しくありませんでした。「にんじん」は、徳島県産の関東向けの入荷は終了に近く、関東産は除々に数量増も徳島県産の不足をカバーするには及ばず、全体的に少なく荷動き良好でした。「キャベツ」は春系は荷動きやや鈍く弱めの展開となり、冬系でも茨城県産の出荷が始まり相場は軟調でした。「レタス」は作の切り替わり時期を迎えているが、各産地とも増加傾向で長野県産の高冷地帯の出荷も始まりました。「はくさい」は病気発生の懸念から早めの収穫になって小振りの物が多く、茨城県産は終盤に入り入荷不安定の中、長野県産は一週間ほどの遅れのために全体的に少なめでした.「ほうれんそう」は岩手県産、群馬県産ともに入荷量は週末に向って増量となり、前週の高値反動もあって今週は荷動きが鈍くなりました。「ねぎ」は茨城県産を除く関東産の「春ねぎ」はほぼ終了となり、茨城県産の「夏ねぎ」に買い人気が集中し、相場は横ばいとなりました。「きゅうり」は西南暖地産は終盤となり、関東産は週前半は実だまりの入荷により増量となりましたが、後半は曇雨天の影響で減少しました。「なす」は成り疲れから回復せず、少ないままの状態が続いていました。「トマト」は週前半の冷え込みにより、後半になって入荷が鈍くなり、九州産地は終盤に入り小玉化が進み、関東産の無加温は着果不良のため入荷も減少しました。「ピーマン」は茨城県産は大幅な増加もなく安定入荷し、また西南暖産地も終盤ながら安定入荷となりました。「じゃがいも」は北海道産は終了、鹿児島県産は終盤となるも、長崎県産と静岡県産への産地交替がみられ、大玉の引き合いは強いが、小玉は弱くなりました。「たまねぎ」は極早生から露地早生、中生へと品種移行に伴い小玉果が多くなり全体の入荷量も減少したことから、相場は確りとなりました。