青  果  物  の  週  間  市  況

 2012 年  7 月 第 2 週        ( 7月6日〜 7月12日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 371 118 98 せり   北海道 10 1,260 770 525 - -
相対   北海道 10 1,260 840 683 89 77
かぶ 54 109 111 相対   千葉 1 158 79 42 83 72
にんじん 279 130 93 せり   青森 10 - - - - -
相対   青森 10 2,835 2,625 2,415 106 -
キャベツ 666 130 109 せり   群馬 10 1,050 - 210 - -
相対   群馬 10 945 546 210 83 45
レタス 379 124 107 せり   長野 10 1,890 735 368 63 82
相対   長野 10 1,890 735 210 67 80
はくさい 262 131 100 せり   長野 15 1,575 672 210 69 84
相対   長野 15 1,575 861 315 86 95
こまつな 47 125 133 せり   埼玉 0.5 210 65 21 72 57
相対   埼玉 0.5 210 63 21 69 55
ほうれんそう 55 120 132 せり   群馬 0.2 137 116 53 92 -
相対   群馬 0.2 137 82 42 73 67
ねぎ 154 102 88 せり   茨城 5 3,150 1,313 315 109 111
相対   茨城 5 3,150 1,449 525 99 101
きゅうり 316 112 93 せり   福島 5 1,890 1,050 525 95 69
相対   福島 5 1,890 1,071 420 78 70
かぼちゃ 141 100 134 相対   茨城 10 3,465 2,100 1,260 67 -
なす 186 123 89 せり   栃木 5 3,150 2,153 1,680 - -
(ながなす含む) - - - 相対   栃木 5 3,150 1,785 840 93 109
トマト 386 120 102 せり   青森 4 1,890 1,190 735 97 96
相対   青森 4 1,890 1,302 630 101 95
ピーマン 96 63 100 せり   茨城 0.15 63 32 21 95 64
相対   茨城 0.15 63 38 21 119 58
とうもろこし 189 115 91 相対   茨城 5 1,680 1,313 420 98 128
オクラ 22 148 91 相対   鹿児島 0.1 137 84 42 76 76
レイシ 21 122 69 相対   群馬 3 2,100 1,512 735 90 -
いんげん 21 139 109 相対   福島 2 1,575 1,029 630 89 65
えだまめ 63 133 104 せり   群馬 0.25 - - - - -
相対   群馬 0.25 630 271 210 81 62
じゃがいも 261 109 87 相対   静岡 10 2,100 1,365 420 108 -
さつまいも 53 110 94 相対   千葉 5 1,575 980 315 113 89
たまねぎ 414 112 97 相対   佐賀 20 4,200 2,783 1,785 94 -
総入荷量 5,478 118 99  


概況
概  況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)   
 
 今週の1日の平均入荷量は5,478トンで、前週比は18%増で前年同期比1%減でした。特に増加の目立ったものとして「にんじん」、「キャベツ」、「はくさい」、「オクラ」、「いんげん」、「えだまめ」が挙げられ、一方減少したものは「ピーマン」のみとなりました。市況は、前週比ではにんじん、トマト、ピーマン、じゃがいも、さつまいもを除き弱含み、前年同期比ではねぎ、なす、とうもろこしを除き下押しとなりました。
 品目別にみると、
 「だいこん」は北海道産も増えていますが、青森県産も生育が順調となっています。作付け減のため前年より入荷量が減ってはいるものの、前週に比べて18%増加しました。価格は弱含みとなりました。
 「にんじん」は千葉県産をはじめ近在産地の残量は少しずつ減少しています。青森県産、北海道産の後続産地は播種の遅れはありますが生育は良好です。価格は週を通して横ばいとなり、前週と比べ小幅上げました。
 「キャベツ」は群馬県・岩手県産ともに作柄順調に推移しています。主力の群馬県産は7月増産体制にあることから前週比30%増加しました。価格は弱含みとなりました。
 「レタス」は遅れていた作型も重なり、また、適度な降雨のため入荷量が前週に比べ24%増加しました。価格は安めで推移し、週後半に強含みとなりました。
 「はくさい」は7月入荷のものは定植も問題なく終了し、適度な降雨もあったため生育が順調で仕上がりも良好です。そのため前週比31%増加しました。価格は安めで推移しました。
 「ねぎ」は降雨、作型の切り替え時が重なり、前週から2%の増加にとどまりました。価格は週後半にかけて高めとなりましたが、前週と比べるとやや安めでした。
 「トマト」は栃木県産は徐々に減少に向かい小玉中心になっています。一方、青森県産は大玉中心に増加傾向が見られ、前週から20%増加しました。価格は小幅上げました。
 「ピーマン」は中心産地となる茨城県産が終盤になり、週明けに少し上向きにはなったものの、全体をみれば前週比37%の減少となりました。価格は週明けから高めで推移し、強保合となりました。
 「えだまめ」は群馬県産は田植え作業も順次終わり、まとまった量が出始めています。また、千葉県産の生育が順調となっており、前週より33%の増加となりました。価格は週後半にかけてじり安となりました。