◆築地市場の深刻な課題
築地市場は、昭和10年2月の開場以来、75年以上にわたり、水産物・青果物などの生鮮食料品流通の中核を担う基幹市場として、都民の食生活を支えています。
しかし、近年、消費者の食の安全・安心に対する意識の高まりや食生活の変化、産地直送やインターネット取引など流通チャネルの拡大など、市場を取り巻く環境が急激に変化しています。そのような中、築地市場では、多くの施設が耐用年数を超え、狭い場内は混雑するなど、都民の期待や時代の要請に十分応えられないという深刻な課題を抱えています。
●老朽化
開場から75年以上が経過している築地市場は、施設の老朽化が進み、建物の一部が破損して落下するなど、安全性に不安を抱えており、これまでの部分的な改修工事による対応では限界があり、一刻も早い移転整備が必要です。
●施設構造
鉄道輸送時代に建てられた施設のため、大型トラックでの搬入・搬出のスペースが不足している構造であり、スムーズな車両動線の確保が難しい状態です。
●過密化、狭あい化
トラックの駐車スペースや荷さばきスペースが大幅に不足しているため、混み合った場内のいたるところで荷の積み降ろしなどが行われるなど、作業が非効率になるとともに、車両等の接触事故も起こりやすくなっています。
●品質・衛生管理
開放型の構造で高温・風雨の影響などを受けやすく、温度管理も不十分であり、荷置き場が不足し、商品を一時的に屋外に置かざるを得ないため、商品の品質・鮮度保持の徹底が困難となっています。
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| 落下した鉄骨 | 混雑する場内通路 | 路上に山積みとなった商品 |
もっと詳しく知りたい方は『疑問解消BOOK』(P1)、『築地市場の移転整備』(P1)、なるほど納得! 築地市場移転(なぜ移転整備が必要なの?)




