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2.遮水壁の設置

盛土の掘削

各街区の周縁を遮水壁で囲います。
市場用地内からの地下水漏出と、外部からの地下水侵入を防止します。

遮水壁の概要

  • 道路や新交通ゆりかもめに面する側の遮水壁については、遮水性と共に剛性が高く自立性に富んだ構造の鋼管矢板遮水壁を設置します。
  • 護岸側の遮水壁は、現場の土とセメントを混合させて作るソイルセメントと鋼製の遮水材を組み合せた国内最大規模(延長約1.6km)の三層構造遮水壁を設置します。

遮水壁図

鋼管矢板遮水壁

  • 道路側に採用します。
  • 直径800mmの鋼管を地中に連続して打込みます。
  • 土壌掘削時の仮設土留めとしても利用します。
  • 鋼矢板遮水壁は剛性が高く自立するため、道路や新交通ゆりかもめに影響を及ぼしません。

鋼管矢板遮水壁

三層構造遮水壁

  • 護岸側に採用します。
  • 現場の土とセメントを混合させてソイルセメントと呼ばれる強化された土壌を造成します。
  • 造成したソイルセメントに鋼製の遮水材を挿入します。
  • 「ソイルセメント、遮水材、ソイルセメント」の三層で構成します。

三層構造遮水壁

1.盛土の掘削3.土壌の掘削

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